【星使いの時刻表】双子座満月～新しいビジョンを見つめてステージをあげる

COLUMN星の舞コラム

2017.12.03星の時刻表【星使いの時刻表】双子座満月～新しいビジョンを見つめてステージをあげる

12月4日0時46分

双子座で満月です。

魚座の海王星と葛藤の配置を作り、
「柔軟」サインという流れに乗る星座たちのエネルギーがとても強い満月です。

柔軟サインは周囲の状況で気持ちが揺らぎやすいという特徴がありますので、
この満月前後、気持もちが揺らいだり移ろったりする方も多いかもしれません。

射手座に星々が集まっていて、射手座の表す目的意識、向上心が強くなっていますから、
自分がこの先定める目標を決めるための揺らぎなのではないかと思います。

この満月の月は双子座の12度で、サビアンシンボルは「生意気に自己主張する少女トプシー」です。

トプシーというのは、「アンクルトムの小屋」という小説に出てくる少女なのですが、黒人の少女で、奴隷解放に関わる主張をします。
このシンボルの意味は、
集団に迎合せずに強い意志で主張する。
こころの中の古い習慣と戦う。
内面の葛藤が様々な形をとって表面化する。
過去からの自由を求めて戦う。

となります。

このような葛藤の投影として、自分にとっては古いなぁ、保守的だなぁと、
感じられる人や態度に出会いやすい時です。

まさに自分の中にある「奴隷的な意識」から解放されようとする、そんな意味になります。

太陽は射手座の12度で「ときの声をあげる鷹に変化する旗」。

集中して目標に進むことで変化がもたらされる。
手に入れた智慧を文明の未来のために紹介しようとする。
古い知識に根拠を置いた新しい活動。
新しい価値観を世界にもたらす使者的な立場。

そういった新しい情報を手に入れることで、
自分の新しい社会への理想を練り上げる。

そうして古いしがらみ、自分を縛っていた習慣や考えから離れようとする。

そんな意味の満月です。

海王星が葛藤の角度を投げていることで、
今まで良しとしていたもの、
理想として持っていた考えを手放しやすくなります。

あ、ちがった

そんな風にふと我に返る。

海王星が新たな理想を無理やり突っ込んでくる。