2025.11.19星の時刻表【星の時刻表】蠍座新月~絆を見直し、新たな道へ

11月20日15時47分 蠍座で新月です。
蠍座新月の星の配置とサビアンシンボル
新月の月と太陽、そこに重なる水星、魚座の土星と海王星、蟹座の木星で水の大三角ができ、
さらに、新月の月と太陽の真向かいに逆行して牡牛座に戻っている天王星があります。
さらに冥王星も天頂にあり、新月の月と太陽にトランスサタニアンすべてを含む数多くの星が影響しています。
そして、新月の月、太陽、水星、さらには同じ蠍座にある金星が、人間関係をあらわす7ハウスに密集しています。
この新月の月と太陽、水星が位置するのは「酋長に子どもの命乞いをするインディアンの女性」で、共同体や他者との絆を断ち切り、新しい環境に向かう際に、悲しい体験をすることをあらわすシンボルです。
強い「引きはがし」の新月
新月は次の新月までの1ヵ月感影響しますが、この新月が象徴するのは、「絆の確認」と「変化した価値観に合わせた関係性の再構築」でしょう。
この先の人生に不要な関係性、無理のあった人や共同体との関係は続かなくなり、
別れを選択する人も増えそうです。
離婚、離職、仲間やグループとの離反も起こりやすくなります。
また、実際に離れる、別れる、ということはなくても、関係性の形が変わることもあるでしょう。
蠍座があらわす深い絆は執着にもなりえるもので、執着に気が付いてより自立した関係性に切り替わる人もいます。
そのきっかけとして、大喧嘩をしたとか、何かにうんざりしたとか、あきらめた、といった、一見ネガティブなことが起こ場合もありそうです。
そうして、関係性の変化、フェーズの変化が訪れやすくなります。
とにもかくにも、「引きはがす」力が強烈な新月です。
しかしそれはあくまでも、必要に迫られて、であり、それを通してより良い関係性に向かうといっていいと思います。
突然「入り込む」ひとも
また、引きはがされる、という現れ方をする人もいれば、
「新しいものが突然入り込む」というあらわれ方になる人もいるでしょう。
牡牛座の天王星から入り込むので、
・新しい収入源
・新しい可能性・理想・展望
などが考えられます。
いずれにしても、どんな可能性が入り込み、これまでの何かがどんなに剥がれ落ちようとも、今起こる変化は本来の私たちが進むべき方向を示してくれます。
社会的な役割の変革
また、冥王星が天頂にあることから、社会的な役割が刷新され、大きく変わるきっかけがやってくる可能性が強くあります。
より影響力やパワーを持った別の役割にシフトしたり、そのための気づきがあるときです。
気づきのきっかけは、情報、学習、コミュニケーション、人との出会いなどでしょう。
牡牛座天王星時代の集大成
さらに、この新月を天王星牡牛座時代の集大成のように感じる人もいるようです。確かに天王星が強く影響しているため、2019年からここまで7年間の牡牛座天王星時代の成果が飛びこんでくるような、7年間で変えてきたことを足掛かりに、新しい在り方にジャンプするような印象もあります。
船出と別れ
天空に「カイト」ができるこのシーズンは、それぞれの道が分かれます。そのため、新たな可能性への船出と感じる人もいれば、今いる場所や人からの別離や分断という一見悲しい出来事として体験する人もいるでしょう。
素敵な新月となりますように✨
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