2017.05.11星の時刻表【星使いの時刻表】蠍座満月(ウエサク月)~内側の目に見えない大切なものを直視する。そうして地上で体現する

※写真はサントリーニ島のティラ遺跡です☆

 

 

5月11日 6時42分 蠍座で満月です。

牡牛座の季節のこの蠍座での満月は特別なものとされています。

釈迦の誕生、悟り、入滅と、どれもこの満月の時だったとか。

天界と地上のゲートが開く時とも言われ、
京都の鞍馬寺では「ウエサク祭り」が開かれます。

鞍馬寺は宇宙のエネルギーの神が祭られています。

尊天様として、宇宙の唯一のエネルギーの源を祭っているのかなぁとわたしは行ってみて感じました。

 

 

占星術的には、牡牛座は美や豊穣、愛を現します。

とても地上的で物質的な星座です。

一方月がある(満月が起こる)場所は蠍座です。

死と再生、神秘、性、深いパートナシップなどを現します。

蠍座は物質的なものをどちらかというと軽視して、
目に見えない本質的な深いところを見ようとします。

だから一般的にタブーとされる、性とか死とかそういうものも蠍座です。

 

この2つのサインを統合する、ということが天界と地上とをつなぐキーワードだと思います。

 

牡牛座を象徴するのは金星です。

金星は、女性的な星座だとされています。

対になるのは火星です。

火星は男性的な星座だとされています。

金星と火星が対になるのは、この三次元世界の二極化の現れです。

男性があり、女性がある。

獲得する力と受容する力。

そんなこの世界の対になったもの、相反するものの象徴。

 

蠍座は目に見えない世界を感じる力、
深く探求する力、
一つになりたいと願う力、
全く違うものへと大きく変容し、再生していく力です。

だから、牡牛座的な金星的な地上的な豊かさとかパートナーシップとか愛とかを、
より深いものに昇華させてくれます。

 

わたしたちは分離しているからこそ繋がろうとするし、
分離しているからこそ抱き合ったときに強く愛を感じます。

この感覚は何も悪くなくて、二極化も悪くはないのですが、
それが「制限」になったり、「比較」になったりすると地上的な常識に縛られたり狭い価値観に縛られます。

その領域で一度「死」を体験するとか、
人と深く交わることで自分を変容させるとか、
そういう体験をすると、
目に見える世界だけではない世界の扉が開きます。

 

そうすると、内なる金星の新しい生かし方がわかるようになります。

それが、前回の牡牛座新月のテーマでもある、
「わたしはすでに持っている」という感覚です。

悦びも、美しさも、豊かさも、わたしはすでに必要なものは持っている。
本当の輝きは外にはない。あなたの内側にある。

 

そうすると、男とか女とか、手に入れるとか受け取るとか、
そういう循環がとても豊かに続くループに入ります。

2極を行ったり来たりするのではなく、円だったのだと、わかります。

勾玉のように、ただ回転し、その渦を作るための力として、
分離はあるのだと気が付きます。

 

 

この気づきを得られるようにサポートしてくれるのがこのウエサク月なのではないかと、
わたしは感じています。

 

このウエサク満月、月は蠍座の21度にあります。
サビアンシンボルは「職務放棄兵士」

兵士はもう、争いは嫌だと感じました。
そしてその場から降りました。

この満月は自分の意志を明確に主張すること、
周囲に安易に迎合しないこと。
自分の本当の願いに忠実になること。

そんなエネルギーです。

 

太陽は牡牛座の21度「開いた本を指す指」

本には文字が刻まれています。言葉が一つのキーワードです。
本をぱっと開き、そこに大切な言葉、その時必要な言葉をみつけました。

自分のやるべきこと、進みたい方向性について、
何か言葉や伝統などといった継承されてきたものを通して発見します。

直観に忠実に。

 

この満月のラインに冥王星が強くサポートしてくれる配置ができています。

だからこのウエサク満月はいつも以上にパワフルです。

具現化するパワーと強い再生のエネルギーが注がれています。

 

意を決して大きな賭けに出るとか、
恐怖を握ったまま何かにチャレンジするとき、
それがあなたの本質的な願いであるほどに、
大きなサポートがあります。

 

同時にドラゴンヘッドが獅子座に移動しています。

この意味もとても大きいです。

 

遠い遠い、記憶がよみがえる。

そんな時期に突入しました。

※また書きます。

 

11ハウスの牡羊座に金星と、重なっている水星、天王星があります。

仲間と共に進むべき方向性に気が付く。
新しいことを始めるのにとてもいい時。
目上の人、指導的立場の人の言葉がヒントになる。

金星も直感力をサポートしてくれている場所にあります。

 

木星は夏至の前、6月10日には逆行を終了し、
天秤座の後半度数を進んでいきます。

そして、10月10日には蠍座に入ります。

 

この時に、「唯一無二の愛、本質的な豊かさ(物質ではない部分)、2極を超えた先を見通す目」
などを養えているかどうかで、今年の秋からの1年が全く変わってくると思います。

 

この満月の気づきはその完成のためにとても重要です。

木星はラッキースターですが、
簡単に言うとその人のそのままを「増やす」とか、
「光を当てる」のです。

性とか死とか、目に見えない世界とか、
一般的にタブーといわれるものにもしっかりと目を向ける。

自分の中の闇に見えることも直視する。

その奥に変容のヒントがある。

自分を信頼し、向き合うと同時に、
唯一のパートナーをも信頼し、向き合う。

奥底の揺らがない真実をみつける。

 

同時に蠍座は目に見えない世界からのものを受け取る力でもあります。

 

目に見えない領域から降りてくる力を受け取る、ということです。

それは直感とか、インスピレーションとか、そういう風に言われますが、
時に大きな試練に見える形でやってくる場合もあります。

終了ですよ。それはもう違いますよ。

そう教えてくれています。

 

この満月のエネルギーは非常に神秘的で深淵です。

 

わからない人にはわからないと思うし、わたしも本当にわかっているのやら…

ですので、メッセージもこんな難しい言葉になってしまいました。

感覚でとらえないとどうにも理解はできない領域のエネルギーです。

 

物質的なものを超えて、その周辺を見て、
けれどもそうして受け取った感覚は現実世界で体現する。

魂が一番進歩する方法がこれです。

それをするのです。

 

 


現在ギリシャは18時…時差でアップ時間が深夜になり失礼しておりますm(__)m
メルマガは5月11日の朝7時頃に配信されるように、これから頑張って書こうと思います‼
月の満ち欠けに合わせて星の情報を配信しています☆

 

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