2020.01.17星の時刻表【星使いの時刻表】天秤座下弦の月~クリアな視野で先をみつめる
1月17日21時58分 天秤座で下弦の月です。
1月11日の満月は部分月食で、
13日には38年ぶりの土星と冥王星の会合があり、
インパクトの強い星周りでした。
個人的に土星と冥王星の合は、「新しい法案の通過」という印象です。
「法案が可決!」というのは非常に重要なタイミングで、
仕組みやルールが今後各方面で大きく変わっていくことは間違いありません。
しかし、その法案の通りに現実面で変化が現れたりするのはもう少しタイムラグがあるのかなという印象です。
現在山羊座の前半にある木星や、射手座にある火星が冥王星と重なり、
土星が水瓶座に移る3月末ごろが面白いと思っています。
土星よりもさらに動きの速い星々が、
現実的に変えていくのではないでしょうか。
この下弦の月の配置に戻ります。
水星は水瓶座に移動しましたが、
太陽、木星、土星、冥王星の4天体が山羊座にあり、
相変わらず山羊座祭りが続いています。
そして山羊座の星々が「心の基盤」や「家庭」を表す4ハウスにあります。
天王星も順行となり、現在全惑星が順行です。
2月半ばから3月前半まで水星が逆行する以外は、
4月末までその他の天体は全て順行となります。
新しいスタートや、何か物事を進めていくのに非常にスムーズになる配置です。
来週25日の水瓶座での新月は、新しいスタートや
自分の中の何かを新しくするというテーマが強くなります。
その前段、準備として、この前後からの1週間は、自分の内側に潜っている時間が増えそうです。
この下弦の月がある天秤座は美やバランス、人間関係を象徴しますが、
個人的には(ちょうどセール期間だし)、
自分自身を着飾る、という印象があります。
わたしはけっこう新しい服を買いました(笑)
ネイルとか、ヘアサロンとかでもいいと思うんですが、
そういう自分をねぎらって、ちょっと綺麗にしてあげる時間が持てるといいんじゃないかと思います。
また、この下弦の月が順行になったばかりの天王星と向き合っていますので、
私生活やあなた自身の中に、新しい面白いものを取り入れるのにもいい時期です。
もしかしたら否応なく何かが入り込んでくる、という方が近いかもしれません。
新しい収入に関する話もあるかもしれません。
どちらかというと、人から持ちかけられたりする印象です。
月は天秤座の27度でサビアンシンボルは「頭上を飛んでいる飛行機」
物事を俯瞰してみる。人間的な問題を高い視点から見つめる。
自分の人生を客観視する。
人智を超えた問題を冷静に見極める。
頭というのはインスピレーションを受け取ったりするようなニュアンスもありますし、
知識という解釈もできます。
自分自身や生活に取り入れるべきこと、
収入に関わるテーマなどについて、
冷静な視野で考えられるかもしれません。
大事な気づきがありそうです。
太陽は家庭をあらわす4ハウスにあり、
他の山羊座の星々も4ハウスに多く集まっていますので、
家にいる時間がいつもよりも長くなるとか、
仕事に行くのがおっくうになる人もいるかもしれません。
山羊座は無駄なものを排除しようとする働きがありますので、
家で掃除や片づけをしたりして、エネルギーをクリアにするとよさそう。
太陽は山羊座の27度でサビアンシンボルは「山の巡礼」
最終目標へ向けて苦しさを乗り越える。
精神的な上昇意欲が極めて高い。
先陣の努力を尊重し、伝統的に確立された精神的な達成の道を信じること。
昔から高い場所に聖地が作られるのは、
天に近くて俗的なノイズが遮断されるから。
そうして長い歴史の中で作られてきた、山の上の巡礼道を歩き、
聖地に到達しようとしている。
これまでの歴史、自分の歩いてきた道のりを感じながら、
ゴールまでの後わずかな道を踏みしめて歩いている。
そういうシンボルですが、
なんとなく、重い天体(土星や冥王星)を超えているので、
既に聖地や目的地を超えてきている感じがします。
あなたの人生のこれまでの道のりを振り返り、
精神的な充足を感じながら、
牡牛座の天王星が手放しの配置を投げて、
この先の新しい人生において、
あなたに必要なものとそうでないものを見極める。
高い場所に上るのに最も大切なものはあなた自身の軸。
暖かい心の還る場所。
そういったことを確かめるような下弦の月になりそうです。
小惑星キロンがセクスタイルで、
ここまでの歩みの中で傷んだ足腰が、
その先の人生に向かう際に、大切な筋力として機能して行ってくれるような、
痛みを新たな力に変えていけるような時でもあるようです。