2020.07.20星の時刻表【星使いの時刻表】蟹座新月~居場所や暮らし方のリセット。新しいプロジェクト
7月21日に日付が変わってすぐの2時32分
今年2度目の蟹座での新月です。
新月はリセットやスタートを意味しますが、
この新月は先月の日食や月食の直後なのもあり、
リセット力がだいぶ強いなぁと感じます。
新月の蟹座の月と太陽に対して、
山羊座にある土星、冥王星、木星がかなりタイトに向き合っており、
蟹座ー山羊座のラインが強く強調されています。
2ハウス、8ハウスにあることを考えると、
お金や資産、個人の価値や資質、継承すること、契約関係など、
生活における豊かさ全般に関わるようなところに変化がありそうです。
家庭や社会などの共同体、わたしたちの居場所において、
お金や物質的な価値や伝統的に受け継がれてきたものに焦点が当たり、
それらの意味合いがリセットされるかもしれません。
私生活や社会生活において、何か制限されたり制約を受けるような印象のことも起こりやすくなりますし、プレッシャーに感じるほどの無理難題がやってくる場合もあります。
この新月を期に、人生を大きく変える決断をする人もいそうです。
新月が起こるのは蟹座の29度で、「双子の体重を量るミューズ」というシンボルです。
経験と直観をバランスよく使い判断する。
何の気なしに決めたことも、他者に重要視される。
バランスの取れた人生を歩く。
優れた直感力。
異質な要素をうまく結びつけた判断力。
対極にあるものを融合する。
バランスを取ろうとする力が強いシンボルで、
対向の山羊座も社会におけるバランス感覚に優れていますから、
今後自分がどう生きていきたいかを考え、
新しい生活のバランスを模索するのにピッタリのタイミングです。
そして、直観を大切にすること。
わたしはもともと蟹座と山羊座に星が多いので分かるのですが、
これらの星座は「共同体」や「居場所」を象徴しています。
蟹座は主に家庭、山羊座は社会での居場所(職場など)です。
この2つの軸を行ったり来たりしていると、
結局は「自分自身」が最強の居場所である、とか、
自分がいる場所がどこでも居場所になる
といった感覚が手に入ります。
その感覚があれば、
外に居場所を求めることが無くなり、
ブレない自分が手に入っていきます。
激動の時代に入っていますので、この感覚が手に入れば最強です。
外に居場所を求めず、なければ自分で作ればいい、
くらいの感じで社会に自分を発揮し、突出していく。
そういう方法もあります。
8ハウスも強いので、譲り受けるものや誰かの所有するものが強く影響するタイミングでもあります。
社会でこれから誰と、何を、どうやって成し遂げていくか、
ということを考えたときに、
ニュープロジェクトみたいなものが浮かび上がる可能性も。
もう一つ重要なのは、この新月図が日本において
日が昇る場所(アセンダント)にドラゴンヘッドが重なっていることです。
みんなに運命的な転機が訪れやすい時です。
新しい道が開かれていくような印象がある、
かなりインパクトの強い新月です。