2023.11.27星の時刻表【星の時刻表】双子座満月~日々の役割と目標のみつめなおし

本日、11月27日 18時16分 双子座で満月です。

 

射手座の季節へ

先週の半ばに太陽と火星が同時に射手座に移り、
イスラエルとパレスチナガザ地区の紛争に前向きな動きが進みました。

やはり争いや紛争は水のエレメントが起こすのだなぁ、
たまりたまった恨みや感情というのは怖いなぁと思ったものですが、
射手座はどちらかというと明るさ、前向きさがある星座なので、それで空気感が変わったのかなと感じました。

射手座の季節はそんな明るさがある半面、今年は魚座にある土星や海王星が射手座の星々に対して葛藤の配置を投げるので、
あなたの目標ってそれで大丈夫?とか、
その理想実現できるの??
という見直しがなかなかシビアにかかってくる印象です。

とはいえこれがあるからこそ、その先の実現可能性が高まるわけですから、見直しというのは必要なのだろうと思います。

 

満月図でも月、太陽・火星のラインに土星がタイトに手放しの配置を作っています。
まるで上司の厳しいチェックのようです(笑)

それはいいね、ダメだね、という精査をされる時なので、何かやろうとしていたことがダメになることもあれば、何かに嫌悪を抱く出来事が起きるなどしてやめることを自ら選ぶこともあるかもしれません。

ただし、緩くではありますが、冥王星がこれらの葛藤を調整する位置にありますので、このような手放しがあっても最終的には深く納得できるところに落ち着くように思います。

 

揺らぎは次のシーズンに向けたみつめなおしのチャンス

さて、この満月、月、太陽・火星、土星のTスクエアがいずれも柔軟サインで形成されています。

柔軟サインは揺らぎや変化の時期であることをあらわしていて、柔軟サインに6天体も集まっている現在は、周囲の状況や出来事で心が揺らぎやすくなっています。

季節の移り変わりのように、揺らぎは次のシーズンに向かう過渡期にあることを教えてくれています。

揺らぎが起きたら内観をする。とにかくそれが重要です。

 

習慣の裏の思いを問う

また、このTスクエアは6‐10‐12ハウスで形成されています。

そのため、わたしたちの普段の仕事、習慣、目標、想いといった領域が揺らぐことになります。

習慣や仕事のルーティンを問い直すときなんだろうと感じます。

習慣とか勤務的な役割というのは、何も考えなくても淡々とできてしまいます。

でもそれを見直す。心を込めて手を合わせる。掃除をする。体にいいものをいただく。
仕事のやり方をもっと効率よく。どうすればもっとやりがいを感じる働き方ができるか。どうすればもっと、他者に喜ばれるか…?
そのために自分はどう成長したらいいか。
何を知り、学ぶべきか。

知恵というのは行動と結びついてより強固になります。

生きる知恵をつけるために、丁寧に生活習慣を見直しをしましょう。

 

サビアンシンボルより

この満月、月は双子座の5度でサビアンシンボルは「急進的な雑誌」です。
雑誌なので、広く伝えることをあらわし、
急進的、というところではセンセーショナルさや感情をあおるような表現をすることをあらわしています。

この満月の場合は土星がそこに手放しを促すため、
時代に合わないもの、感情のみで語られるものにはNOが突きつけられるかもしれません。

また、うわべだけの軽い言葉を語る人々、その奥の深い知恵や教養がない人には厳しい現実が。

 

太陽は射手座の5度で「木の高いところにいる老いたフクロウ」というシンボルです。

フクロウは知恵ある存在であり、人々が寝静まった時に木の高いところにいる様子から、人の心の裏側に働きかける能力や深い洞察力と高い視点があることをあらわします。

しかし今回は土星がそこに手放しを起こしているので、
頭で思い描いてきたこと、自分の知識や持っていた視点を改めて問い直すことになるといえそうです。

ある種のバージョンアップのように感じます。

自分はここまで、という視点やセルフイメージが上がる。

この考えのままでは、自分は天井がここまでだった!みたいな気づきです。

 

 

『星使いの時刻表』をお持ちの方は、こちらからのリーディングもご覧ください。

 

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