2024.04.08【星の時刻表】牡羊座新月（皆既月食）～孤独に重要な決断をする
4月9日に日付が変わってすぐに牡羊座で新月です。（AM 3時21分）
この新月は北米で観測できる皆既日食です。日本では観測できません。
日食は太陽が月に隠される現象で、占星術的には月の軌道と太陽の軌道が交わるポイントであるドラゴンヘッドやドラゴンテイルに重なる形で起こる新月をあらわします。
今回はドラゴンヘッド側に影響しているので、魂的な拡大をあらわします。
このタイミングで決断したことは魂的な強い縁や導きによるものであり、大きく成長したり、社会的にも拡大することが可能になる考えられます。
サビアンシンボルから分かること
また、この日食の新月に月と太陽が重なるサビアンシンボルは牡羊座20度「冬に鳥に餌をやる若い娘」になります。
心の中の霊性や精神性（鳥）を守ろうとしているようすから、この先の人生の意義に結びつくような、精神的な何かを守ろうとするような意識が立ち上がりそうです。
何か大切なものを守ろうとする意識、育もうとする意識をあらわすのと、季節が冬なので、少し過酷な環境下にいるともいえるかもしれません。
牡羊座に6つの天体と感受点
この月食の新月は、12星座のスタートである牡羊座に多くの天体や感受点が集まっています。
この中には小惑星のキロンも混ざっていて、逆行している水星と重なるため、過去の不安や傷と向き合うこと、恐れを乗り越えることの大切さもあらわされています。
しかしながら、牡羊座に大密集している星々は、他の天体と繋がりを持たずにいるため、この決断は孤独なものになる可能性もあります。
一人で決めるとか、決めたことに対して暗中模索するようなイメージもあります。
上記のサビアンシンボルと合わせて考えると、何かを守るための決断をする、ということかもしれません。そのために、過去の傷と向き合う。
社会的に重要な決断をする
今週は火星が土星とタイトに重なり、木星と天王星もタイトに重なりつつありますが、
これらの天体が魚座と牡牛座でセクスタイルという調和の配置を形成しています。
そのため、自分が社会でやるべきこと、新しく頑張りたいテーマを見出すことが出来ることがわかります。
今週は日食の新月だけではなく、この火星の動きもとても重要です。自分がやるべきことがはっきりと腹に決まり、新しい道を決め、それが先々の社会的な拡大につながっていくと考えられます。
素敵な新月、そして素敵な１週間をお過ごしください☆
お持ちの方は、『星使いの時刻表』の星読みをぜひご覧ください。
春分スタートで１年の流れを読んでいます☆
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