2018.02.07星の時刻表【星使いの時刻表】蠍座下弦の月～残すものと、手放すものと
2月8日 0時53分 蠍座で下弦の月です。
2017年の10月に蠍座に入った木星と重なります。
月と木星が「始まりの場所」に位置する下弦の月です。
立春が過ぎ、何か新しいものがスタートする。
そのための大切な気づきがあるかもしれません。
朝方、薄暗い時間に空を眺めれば、月と木星が並ぶのを見ることが出来そうです。
太陽は水瓶座の後半領域を運行し始めました。
水瓶座は変革、刷新するエネルギーです。
枠を超えてより広い世界と繋がり、
新しい希望や未来を描きます。
同時に個としての自由を求める。
水瓶座の太陽は、完成された世界が嫌になり、
それを壊したくなります。
新しい、より良い世界を目指そうとします。
育んできた人間関係や、パートナーシップ、
仕事なども含めた「所属する場所」などを
「離れたい」ような感覚を持つかもしれません。
少し、新しい風を入れて、淀んでいたものは流したい。
そんな気持ちになりやすいでしょう。
それでも、所属する場所も、
信頼できる関係性も大切です。
自由とはけして、「孤独であること」ではないからです。
「あなたの望む自由とはなんだ。
あなたが描く未来は、一人で叶えられるものなのか。
人と繋がることで創造できるものの豊かさを知りなさい。
感謝して受け取ることで、長く継承されてきたものを活かすことで、
得られるものがたくさんあるのだ。」
そんな、内的な新旧のしがらみがここからの１週間は強くあるのではないでしょうか。
月は蠍座の１９度で、「聴いてはしゃべっているオウム」という度数です。
受け取った情報や印象をそのまま人に伝達しようとする。
影響を受けやすすぎる。
気が付かないで模倣してしまう。
太陽は水瓶座の１９度「消し止められた山火事」
不屈の精神で不測の事態に対処する。
状況解決に全身で取り組む姿勢。
いかなる状況にも即座に理想的な決断ができる冷静さ。
自分が所属し、安全だと思っていた世界のどこかで、
山火事のような不測の事態が起こる。
それに対して冷静に対処することで、
これまで自分が、ただ反応していただけで、
考えなしに行動していたこと、
反応だけで生きていた側面があったことに気が付く。
そんなことがあるかもしれません。
今までだったら当たり前に受け入れて、やれていたことが、
なんだかやれなくなってしまったり、
それが「自分の考え」ではなかったことに気が付く。
けれども同時に、そうして得てきた恩恵もある。
手放したいことと、ずっと死ぬまで残していきたいものとを選び分ける。
自分が受け継いできた霊的な世界や親族、
パートナーや所属していた社会との関係を見直し、
また新たにスタートを切るための調整をします。
先日の月食の余韻はまだ残っていて、太陽が「過去世」や「カルマ」といった意味合いの領域を通過しました。
通過したのはまさに春分の朝ですね。
この日の前後に、大事なアップデートが成されているかもしれません。
（わたしは髪を切りに行っただけですが…）
どれくらいの過去かわからないけれど、
そのころ超えられなかった何かを超えようと、
無意識の領域で覚悟を決めるために、
自分の中の怖れとも対峙して、何かを昇華するかもしれません。
あなた自身が受け継ぎたい、もしくは手渡していきたいものと、
これから開かれそうな未来の世界との境界線で、
この先も必要なものとそうでないものを選り分ける。
人とのやり取りや、ふときいた言葉、目にした本、
新しい出会いや、PCなどのネットワークを通して、
大切なことに気が付く。
いつも以上に洞察力が冴える時なので、
自分の内側の声によく耳を傾けるといいでしょう。
次の新月は日食です。
まだまだ、魂が決めてきた運命的な時間の中にいます。
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