2018.05.14お知らせセミナーを変えようと思った理由など

 

先日、セミナーのやり方を今後がっつりと変えていくというようなことを書きました。

それに対して、わたしの短期集中型のセミナーが好きだったので、残念だ、という声をこれまでの受講者から頂きました。

 

新しいセミナーは、今まで1日でやっていた内容をだらだら引き延ばす、ということではありません。

例えば、初級のホロスコープセミナーの内容とこれまでアドバンスコースでやっていたアスペクト部分の内容を合わせて、4日間の基礎コースとして考えたりしています。

アスペクトまでわからないと、その後の三重円、リターン図、相性図…何も読めないことに気が付いたからです。

応用が全く利かない。

 

アスペクトはアドバンスコースでお伝えしていますが、
天体とそのサインやハウスの組み合わせによって、無限の解釈、グラデーションができます。

うまく感覚をつかむことがとても難しいというか、正直なところ、センスが問われる面があります。

今までよりも時間をかける必要性を感じています。

 

同時に、「とにかく自分を知りたいのだ」という、占星術そのものを学ぶことが目的ではない人向けに、「ホロスコープセミナー」は残してもいいかもしれないと思います。

しかし、2017年の秋ごろから、このセミナーを1日でやるのは限界だなぁと感じていました。

10時から19時まで、8時間のセミナーですが、それでも足りなくて、1時間くらい延長してしまったこともありました。

情報量が多く、頭がふらふらになっている方も多かった。

既に学んでいる人はそれでも大丈夫でしょうが、初めての方向けのセミナーなので、このスタイルがずっと続くのはまずいと思いました。

※認定講師による開催は2日間にわたって行われることも多くあります。じっくり学べてお勧めです。

 

ですから、基礎講座をもとにして、

・未来予測

・トランシットチャート

・相性

・各種回帰図

などといった形で、1日のセミナーをオプションで受講していただく仕組みを考えています。

 

 

また、プロ養成コースを修了にしようと思った理由ですが、

「わたしが修了を認定しなくても、出来る人はどんどん勝手に活動をしていく」ということが分かったのと、
占星術師は何よりも「伝えることのセンス」と「人間力」が問われることをこの数年痛感しているからです。

もちろん最低ライン以上の知識を持ったうえでです。

この伝えるセンスと人間力はわたしにはどうにもなりません。

そして、センスがある人、自分の星読みが出来る人が勝手にどんどんやってくれるのが、むしろ嬉しい。

わたしはきっかけになれればそれで十分なのだなぁと思ったのですね。

 

 

また、3日間の合宿のプロ養成コースですら「足りない」と感じるようになりました。

特に最終日にトランシットのリーディング(新月満月、春分や夏至などの時代読み)と
相性の辺り、さーっと数時間で終わりにしていましたが、そこにつまづく人が多いようでした。

アフターフォローに課題の提出があるのですが、
課題を提出しながら、みんなが葛藤するんですね。

セミナーを受講するレベルの心構えと、
プロになるための心構えのレベルはまるで違います。

人に提供するようになる。

自分の星読みをアウトプットする。

ホロスコープを自分の言葉で伝える。

そのことが難しい人には本当に難しい。

逆に、わたしの養成コースに来たり課題提出などしなくても、
出来る人はどんどんアウトプットして力をつけていく。

占星術への愛と熱意と、表現力のセンス…。
そればかりは、わたしにはどうにもできません。

ドロップアウトも一定数いる中で、無事に修了証を受け取り、
活躍する人もたくさんいます。

それがとても嬉しくもあり、
受講生の中にも「素晴らしい原石が現れた!」
と喜びを感じることもたくさんあります。

師弟関係を超えて、大事な仲間と思える人もたくさんできました。

 

 

あとは時代的な流れと、わたしのステージの変化でしょうか。

もう、今後また誰かをじっくり育てるのにはどうしてもキャパオーバーです。

 

出版などをしていった中で、認知も広がり、来てくださる人の質も少しずつ変化していきました。

それがいい悪いではなくて、わたしが提供するものはそれに見合うように柔軟に変える必要があると感じています。

 

ちょうど会社の新しい拠点にするべく建物の購入も考えて進めているところです。

拠点があって、空間を作り上げて、そこに通って受講してもらったり、オンラインセミナーも充実させたいと思っています。

 

その代わり、天王星牡牛座時代に敵った、実生活でどんどん生かせる占星術を伝えようと思います。

星からビジネスのプロデユースをしていくことも考えています。

 

うまく行っていたことを変えるというのは勇気がいります。

占星術の活動を本格的に開始してから、3年かけて構築してきたセミナーです。
それを手放したり変えて行ったりするという決断には勇気がいりました。

それでも、違和感を押し殺して続けていくことは退化です。

 

変えていくにあたり、まだまだ考えなければならないことがたくさんあります。

これまでの受講者が損をしたり悲しく感じたりしないように配慮します。
それでも全員にとって最善というのは難しいかとも思います。

 

星の流れ的に、この夏はまたカオスです。

火星が地球に大接近し、7月の日食や月食も非常にパワフル。

わたしたちが遺伝子レベルで大きく変わっていくのが2018年だと定義しています。

まさに宇宙も、わたしたちのボディも、大きな過渡期。

天王星も牡牛座に移りますが、逆行し、11月にはまた牡羊座に戻り、
まだまだわたしたちに揺らぎを与え続けます。

 

わたし自身も揺らぎの中でその時その時の自分の全力をやるのみです。

 

天王星牡牛座時代に向けた準備は、今年いっぱいかけるようなつもりでいいのだと思います。

山羊座の星々と調和的な配置を作り、実現させる力も、社会に根付かせる力も強い。

だからこそ、長い目で自分と、社会と、未来にとって最善のあり方を模索していきます。

 

初級のホロスコープセミナーは昨年12月に開催した内容のものをオンライン動画として6月ごろにリニューアル予定です。

 

秋までは認定講師による開催もございます。

是非ご利用ください。

 

こちらを受講してくださった方は、新しい基礎コースの割引なども検討しています。

これまでのコース受講者が損をすることのないように責任をもってプログラムを準備していきます。

 

よろしくお願いします。

 

 

海部舞

 

 

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