2019.08.22星の時刻表【星使いの時刻表】双子座下弦の月~無意識の不要な概念を捨てる時
8月23日23時55分、双子座で下弦の月です。
8月18日に火星が、21日に金星が、23日に太陽が乙女座に移ったばかりの状態で、
双子座の月に対して乙女座に重なる太陽、金星、火星が葛藤の配置を投げています。
乙女座の季節が始まってすぐの下弦の月となり、
来月の秋分直前の9月22日にも双子座で下弦の月があります。
珍しい、2度続けての双子座での下弦の月。
下弦の月は新月に向けた手放しや調整をするタイミングと言えますが、
秋分前の乙女座の季節に2度の双子座下弦の月があるというところで、
今月は秋分までの調整をしっかりとやらされそうですね。
拙書『星使いの時刻表2019-2020』をお持ちの方は、
34ページの秋分の星読みをぜひご覧ください。
この下弦の月は、実りの季節の前に、何らかの自己認識の手放しを促されそうです。
12ハウスで起こる双子座の下弦の月は、
自分のもともと持っている想い癖とか、ものの考え方、
興味の方向性などを表しているように思うのですが、
自分でも気が付かなかった自分の中の認識に出会い、
その不要な部分を手放す。という解釈ができます。
わたしたちには、普段から当たり前のように持っている価値観とか、
ものの考え方というのがあって、
それが当たり前すぎて、自分にとっては普通過ぎて、
気付きもしないことが沢山あると思うのです。
子どもの頃はそれでうまく行っても、大人になり成長し、環境も変化した今、
もはや不便だったり、偏った見方だったりすることもあると思います。
「あ、この考え方はよくないな」とか、
「これからはこういう風に認識を変えよう」
なんて思わされるようなことがあるかもしれません。
そうして新しい風が入ってきます。
太陽がある乙女座も、月がある双子座も知性を象徴します。
乙女座はより分析的で細かいです。
今回はどちらもその最初の度数で起こる下弦の月です。
どの星座でも、その最初の度数は、
その星座らしくあろうとする力が純粋に強く働きます。
ですから、この下弦の月は、今までよりも強く、
分析し、考え、観察しようと頭が働くでしょう。
ただし、大局に見るよりも、細かく見てしまう点では要注意です。
考えすぎてしまって全体的な要素を見落とすことになりやすい状況です。
分析し、思考する中で、もはや自分にはもう役に立たないという概念は思い切って捨てましょう。
牡牛座の天王星が新しい目標や楽しみを与えてくれやすい配置になっています。
あなたにしかできない、本当にやりたいこと、向かいたいところに気が付き、
軌道修正するにはとてもいいタイミングです。
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