「居場所」をみつめる、パワフルな満月

12月27日　９時32分　蟹座で満月です。

今日すでに、かなり明るい月が昇っていますが、
月は蟹座にあるとエネルギーが強まるため、
今回の満月はかなりパワフルであるといえます。

この満月が起こる山羊座と蟹座というラインは、
「社会的な役割」に関わる居場所、
家庭という暮らしの場所、
という、わたしたちの主な2つの居場所や共同体に関わります。

年末年始でもありますから、
仕事納めをして、来年以降のことを考えたり、
家族と過ごしながら、自分の基盤をみつめなおすという意味ではなるほどそういう時間を過ごす人が多いのだろうと感じられます。

月と太陽のサビアンシンボルから分かること

この満月、月は蟹座の5度にあり、サビアンシンボルは「列車に破壊された自動車」となります。

これは、自動車があらわす小さな集団性が大きな集団性（列車）に飲まれてしまうさまが描かれています。
・自分の意志と社会的な意志がぶつかるとしても、自分のやりたいことのために突き進む
・自分のエゴの在り方を変更せざるを得ない体験
・集団社会の規律に合わせて自分の生き方を考え直す

といった衝撃的なテーマをあらわすシンボルですが、月に対して非常に調和的な配置が出来ていることから、衝突といった体験はあまりないのではないかと思います。

自分の暮らしや在り方が、社会の中でうまく調和する形に豊かに変化していくのかもしれませんし、衝撃的な唐突なことが起きたとしても、それを通してより豊かにより安定的になっていくと考えられます。

太陽は山羊座の5度でサビアンシンボルは「カヌーを漕ぎ出陣の踊りを踊っているインディアン」となります。

・チャレンジ精神が豊富で、集団を鼓舞するパワーがある
・自ら先陣を切って物事に取り組む

といったことをあらわします。

未来に向けて新しい志が芽生えて、それを叶えるために人を巻き込んだり、多くの人や仲間にそれを伝えようとするようなことがあるかもしれません。

星の舞式サビアンシンボル事典より

これまでの成果と未来への希望

また、ホロスコープを見ると、「居場所」に関わる月と太陽が向き合うラインに、
牡牛座の木星と魚座の土星がタイトに調和し、
太陽が「未来への希望」をあらわすことから、
ここまでの社会的な結果が見えてきて、その次を考え出すタイミングなのかなと感じられます。
それにあたって、豊かな成果や新しい社会基盤が手に入ったと感じられるような人も多いでしょう。

社会的な成果がはっきりと見えると同時に、「では次どうしよう」という風に更なる未来を考え始めるのです。

目標への違和感と手放し

一方で、火星と逆行中の水星が重なり、海王星から手放しの配置を受けているため、何かをやめる決意をしたり、方針転換を決めることもあるでしょう。

ぁためで考えるだけならGOなのに、どこか違和感を覚えてしまう、
とか、気が乗らない、なんてことがあったら、それは手放しの合図かもしれません。

あなたが描き、進んでいきたい未来や目標が変わったことのサインなのです。

金星は冥王星や海王星と調和していて、
深いところで愛が満ち足りたような時間を送ることが出来る人も多くいそうです。

先週までの金星は天王星と向き合っていたため、
別れとか急な衝突を経験した人もいたかもしれませんが、
今週はそういったものも落ち着いて、むしろ愛情が深まったり、
想いが癒されていくような豊かな時間を送ることが出来た人も多いのではないでしょうか。

 

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