5月25日の13時ごろ、土星が牡羊座に移動しました。

2023年3月末に魚座入りしてから、およそ2年2ヶ月ぶりに魚座を抜けます。
しかし、9月1日には再び魚座に戻り、来年2月14日に正式に牡羊座入りをするので、今回はまだ下見のような段階です。

土星が牡羊座に入ることで、

• 自分らしい人生を再設計する
• 自分の人生に責任を持つために社会基盤を再構築する

といったテーマが降りかかります。

地に足をつけ、自分の道を切り開く力が必要になりますが、土星は火のサインがあまり得意ではないので、進みたいのに進まない、ダメ出しをされる、準備に想定より多くの時間が必要になる、ひたすら試すが手放しも多い…などといったことにもなりやすいでしょう。

 

土星牡羊座イングレスチャートより

また、今回１度目の土星牡羊座イングレス時のチャートを見ることで、９月１日までの３カ月ちょっとのテーマがわかります。
このチャートでは、土星と海王星が重なって７ハウスに滞在し、太陽、水星、天王星、冥王星などと調和した小三角ができているのが特徴的です。

一方で、双子座の木星とは葛藤の配置を緩く作ります。

社会における新しいスタートのために、その志が整理されやすいでしょう。
世の中の変化に敏感になり、情報を集め、計画的に知識を増やし、自分らしさ、自分軸を念頭に進むことができます。

生きる目的が再生され、大きく成長できそうです。

目の前の社会や出会う人が変わると同時に、その人たちが新しい理想をもたらしてくれます。
同時に、その理想を現実化するための課題も与えてくれるでしょう。

それによって一時的に情報や考えが混乱することもありますし、仕事に関する迷いも生まれやすくなります。

まとめると、自己発見と人間関係の再構築がテーマになりそうです。

 

一方で、トランスサタニアンの小三角が強く影響した土星牡羊座イングレスですから、なるようになるし、それは成長でしかないと感じます。土星がそれを現実的に着地させる役割を担います。

牡羊座土星について、今年は過渡期ではあるもののすでに影響が強いため、後程noteへ有料記事も書いていこうかと思っています。

 

直後の双子座新月の意味

このような流れの中で、直後に双子座新月があることは興味深いです。
この新月がこの先の土星牡羊座時代のエネルギーにとってとても重要なのだと感じます。

今回の土星のイングレスチャートともそっくりです。

 

そのため、通常の新月は次の新月までの１カ月に影響しますが、今回はここから３カ月ちょっとの１回目の土星牡羊座シーズンいっぱいの在り方のヒントになると感じます。

 

双子座新月については改めて書きます。

『星使いの時刻表2025-2026』をお持ちの方はP71-73をぜひご覧ください。

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