2025.05.12星の時刻表【星の時刻表】蠍座満月(ウエサク月)~大きな手放しからの安定

5月13日 1時56分 蠍座で満月です。

蠍座の満月は仏教において仏陀の生誕、悟り、入滅と関係する重要な日です。
インド占星術における蠍座の満月であり、西洋占星術の蠍座とは12星座の方式が異なるためにズレやすいのですが、5月の満月ならウエサクでいいようです。

牡牛座に太陽がある5月は、春の盛りで本当に美しい季節であり、「物質的な豊かさ」を象徴しますが、蠍座は物質性よりも精神性を重視します。

豊かさの本質はその両者の統合にこそあることを教えてくれるような満月だなと思います。

変容の「圧」が強い

また、5月5日に冥王星が逆行を開始してからまだ間もないため、冥王星の支配星座であるさそり座で起こるこの満月のエネルギーが例年よりも強いと考えられます。

ちょっと強烈な体験や気づきを伴う可能性がありそうです。

突発的な変化からの安定

この満月、太陽が天王星と重なるため、あなたの中の豊かさの刷新がテーマになりそうです。

日々の暮らしや目的、仕事、パートナーや親族との関係の中で、新しい可能性や見えてきて、より安定した別のかたちにシフトしていきます。

天王星が絡むと突発的な変化が起こりやすいのですが、魚座の土星とも調和しているため、それがその後の安定につながる、というわけです。

外から急な変化がやってくる人もいれば、これまで断ち切れなかったなにかを変える決意をする人もいるでしょう。

 

満月後も、今週末をピークに太陽が天王星に重なりますので、今週から来週にかけては意識の変化が大きくなります。

より自分らしい未来のためにきっぱりと手放したり変化を決意することになりそうです。

 

サビアンシンボルからわかること

月と太陽のサビアンシンボルには、具体的な気づきや変容のテーマが示されています。

上記サムネイル画像に記載のサビアンシンボルを確認ください。

星の舞式サビアンシンボル事典より

月の度数があらわす愛欲と、太陽の度数があらわす才能を価値に替えること、がキーワードです。それらにかかわる領域で何かを手放したり変えたりすることになるでしょう。

 

満月は次の新月までの2週間影響し、半年前の蠍座での新月(24年11月1日)に始めたことの結果があらわれるともされます。

半年前に何か始めたことあったかなぁと思い返してみてください。

>蠍座新月のコラムはこちら

 

 

それでは素敵な満月タイムを✨

 

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詳しい星読みは『星使いの時刻表2025-2026』に掲載していますのでご覧ください。

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