2016.05.06お知らせエジプト3日目~アビドスとデンデラのハトホル神殿

うわーーーーww

忙しさにかまけて、エジプト記が止まっていたww

 

忘れる前に書く。

 

>>エジプト記まとめ編

 

>>1日目、ピラミッドでの恐怖体験

 

>>2日目カイロ博物館、カイロ市街

 

 

さてさて、2日目にカイロ博物館や市街を散策した後、

夜行列車でルクソールを目指しました。

 

 

全然ご飯は美味しくなかったw

ちゃ、茶色!!!みたいな。

 

 

 

でも朝のパンは美味しかった!クオリティー高いよ!

アメリカ(ハワイ)の方がマズかったもんねw

 

 

ルクソールには、朝の6時半着と聞いていたのに、

なぜか1時間早く着いたww

でも、その日にオプショナルツアーをお願いしていたガイドさんは、

しっかりお迎えに来てくれたんだよー(*’▽’)

すごいーーー

 

いつも1時間早く着くのかしらー?

 

 

ゴミと喧騒だらけのカイロと比べて、

ルクソールの朝は美しかった✨

 

街路樹とか花とか、カイロにはほとんどなかったもの。

 

アビドスに向かう道のりでは、

学校に向かう子どもたちとか、

市場にものを運ぶ馬車とか、

ローカルなエジプトの人々の姿を見ることができてとてもよかった。

 

こういう姿を見ると、なぜ私たちは日本に生まれたのかなとか思う。

 

息子がこうしてエジプトで学校に通っていた可能性だってあるし、

わたしは黒い服で顔を覆うような生活をしていた可能性だってある。

 

不思議だなって。

 

 

そして2時間半ほど車で移動して、アビドスに到着です。

 

 

アビドスは、オシリス神話の中心地で聖地とされてきた町です。

オシリスはイシスの夫でホルスの父。

神話の中で、セトという砂漠や悪を象徴する神が、

オシリスに嫉妬して、身体を14に切り刻んで殺してナイルに捨ててしまう。

妻のイシスが嘆き悲しみ、身体を探し、

魔術で再生させる。

男根だけはみつからなくて木の棒か何かで代用したらしいけど(笑)

 

そしてその後オシリスは冥界の再生の神になる。

 

息子のホルスはセトをその後やっつける。

 

いろんな神話の原型になっているといわれる有名な話です。

 

アビドスでは、セティ1世の葬祭殿に行きました。

7つの神を祭っている。

息子のラムセス2世が完成させたといいます。

 

 

7つのそれぞれの神の至聖所があります。

 

 

かなり鮮やかに色が残っています。

この頃はエジプトの芸術の黄金時代で、

周囲の壁を掘って、神々の身体や文字を浮きあげる感じにしている。

だから、身体の曲線美までも表現するような感じで美しいのですね。

 

どの神殿をこの後見てもそうなんだけど、

エジプトの人々は古代キリスト教であるコプト教やイスラム教にみんな改宗してしまったんですね。

それで、ここでコプト教徒が住んだり神事をしたりした関係で、

古代のエジプトの神々の顔を削ってしまっている。

この現実は非常に残念です。

 

キリスト教もイスラム教も、本来その根っこは古代エジプトにつながっているのにね。

再輸入して大元の方を捨ててしまったというのは、

矛盾を感じるし、先祖へのリスペクトが無いんだなという無念さ。

古代のエジプトの神殿や遺産は、

どちらかというと海外の考古学者などが必死で守っているイメージです。

 

町のあちこちにエジプトの神々の絵やシンボルを見ることはあるけど、

それも形骸化してしまっている感じで、

伝統の継承とはまた違うイメージです。

 

一部パピルスづくりとか、残っているのもありますけどね。

 

 

ガイドさん

ビューティフルだろう?と連発していました。

ちゃんと古代のエジプトのものを愛するエジプト人がいると嬉しくなった。

 

 

 

 

聖至所の天井にはすべて☆が。

「大」の字に似ているなと思ったけど。

全て五芒星でした。

エジプト初日の晩から五芒星のインスピレーションがやけに浮かんだので、

なんのメッセージだろうなんて思っていました。

 

 

 

アビドスから更に車で2時間ほど移動。

 

デンデラへ。

かの有名なクレオパトラが建設したハトホル神殿へ。

ほかにもイシスやホルスの神殿もあったみたいですが、

壊れてしまっています。

 

残っているのがハトホル神殿だけって感じです。

エジプト時代の終わりからローマ時代の頭にかけて作られている。

 

 

ここは入り口の柱と天井のレリーフがとにかく美しいです。

ハトホルちゃんの顔はかなりつぶされてしまっているけれど。。。

ブルーがとにかくきれいでした。

 

天井の黒いところとに分かれているのは、

昼と夜、光と闇を表現していると言っていました。

 

 

石をこれだけ掘りまくる技術は圧巻。

 

そして美しい!この後いろんな神殿など行ったけど、

ここがわたしは一番美しいと思った。

 

 

神殿の中をさわやかで優しい風が通っていて、

大好きだったなー。

 

 

有名な12宮の天井画。(フレームアウト(。-人-。) )

本物はルーブル美術館にあって、これはレプリカです。

 

 

とにかく天井のレリーフがきれいで、ずっと眺めていました。

 

死者の書かな?死後ファラオは船に乗って仕事をするといわれていました。

 

 

 

この女性はヌトという天空の神です。

口から太陽(ラー)を産んでいる?

 

その上には12星座の絵が描かれているのです!

 

左から、山羊座、射手座、さそり座、天秤座、

乙女座はよくわかんないけど、あとはライオンで獅子座??

 

 

その下の船にいろいろ乗っているのはデカン神かなと思う。

エジプトのカレンダーは1ヵ月を30日ピッタリにして、

10日毎にデカン神という神を置いたんだよね。

 

 

 

ひたすらきれいでした~~~✨

 

ここで座ってメッセージ受け取ろうとしてすくい上げた言葉。

あなたはもうすでに十分頑張ってきた。
改めてわたしが与えるものは無い。
今の調子で毎日、あらゆる存在に守られながら、
日々を楽しみ、いつくしむ。それがもっとも大切。
宇宙と繋がるとはそういうこと。
あなたの中には既に宇宙があり、
あなたは心に描く通りのことを楽しんでやっていけばいい。

今まで通り。神殿の外でもいつでも見守っています。

とりあえず母性を感じる言葉たちでした。

いいのよ、あなたはそのままで素晴らしいわ。

よくやっているわ、と、そんな優しい感じでした。

 

 

これはクレオパトラのプール。

でかいねー(笑)

 

 

 

ベス神。

出産子育て、その他生殖関係とかの神さまらしい。

 

 

アビドス、デンデラツアーはおわりですー。

一人で車をチャーターしてでも行った価値はありました。

 

ガイドさんには「一人でツアーを頼むなんて普通ない。

普通は十数人を同時にガイドするんだけど…

君はVIPだ!」

と不思議がられました(笑)

 

 

ホテルに着いたらエクスペディアでの予約をなんと1年先の同じ日付で取っていたことが判明!

エクスペディアに電話したらすぐにその場で変更してくれました。

しかもいくらか値引きになって返金してくれるって(笑)

 

ナイル川が見えていい感じだー✨

 

 

部屋もいい感じ~♡

 

すぐにお風呂に入って、夕飯をいただいて、

すぐに寝ましたw

移動疲れww

 

 

3日目に続く~

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