2019.11.03星の時刻表【星使いの時刻表】水瓶座上弦の月~更なる進化のために方向性を定める
11月4日19時22分 水瓶座で上弦の月です。
蟹座のドラゴンヘッド、蠍座の太陽、魚座の海王星が水の大三角を形成し、
山羊座の土星が軸を作って、「カイト」という形を形成しています。
この形は逆行している水星と現在天秤座にある火星が蠍座の真ん中あたりに動いていく関係で、
12月上旬くらいまで緩くでき続けています。
今年は蟹座と山羊座のラインが強調され、
自身の居場所を再構築することが非常に重要でした。
社会全体が重く先行きが見えない雰囲気があり、
この春から社会の様々なシーンで世代交代も起こっています。
わたしも子どもが生まれて仕事と家庭のバランス調整をずっとしていますが、
仕事や家庭などの地盤となるものに変化があった人はかなりいるのではないでしょうか。
都度、自分が本当にやりたいことは何か、望むことが何か、
大切な人たちにとってどうするのがいいのか、
社会全体にとっては何がいいのか、
などといった思いを大切にしつつ、
現実面で調整してきたのではないでしょうか。
カイトが天空にできると、道が分かれるなぁという感じがしています。
そうして積み重ねてきた自己確認を持って、
自分という軸を改めて定め直し、
気持ちに正直に進んでいく方向性が定まる。
そして、道が分かれる時には、現実世界での別れも多くなります。
逆に、新たな出会いもあるでしょう。
蠍座新月は牡牛座の天王星と向き合い、
インパクトのある変化が起こりやすい配置でした。
それは一見ポジティブな形でもネガティブな形でも現れやすくなります。
このタイミングで起きた変化はより良い現実創造のためです。
新月前後から今までを振り返ってみてください。
そうして、この上弦の月は来週の満月までの調整期間となります。
満月頃には何かしら「得るもの」「満ちるもの」を実感できるでしょう。
上弦の月は水瓶座の12度で、サビアンシンボルは
「上へと順番に並ぶ階段の上の人々」です。
進化を象徴する度数です。
人は独自の段階を踏んで異なるパターンで進化していく。
意識レベルには多くのものがあるが、そのことを客観的で公平な視座をもって理解する。
太陽は蠍座の12度で「大使館の舞踏会」という度数になります。
先日の水星逆行の記事に掲載した、
水星が順行に転じる時の度数もここになります。
蠍座は共同体とのかかわりが一つの命題です。
生まれることで既に組み込まれている血縁や霊系。
そこよりももっといいところに行きたい、そう思うのがこの度数です。
そのために、強い、力のある人と人脈を築こうとします。
蠍座は変容を受け入れた時に鷲になると言われています。
上弦の月は通常、路線変更や手放しの配置が月と太陽の間に起こるのですが、
今回の上弦の月はテーマの似通った度数で起こるのもあり、
むしろ、スムーズに変容や進化が起こる助けになるのではないかと思います。
この上弦の月くらいから、新しいより良い環境に飛び込むことを決意することがあるかもしれません。
そこにはちょっとした打算が伴うかもしれませんが、
蠍座の「受け取る」力を最大限に発揮するために、
自分を着飾ったりよく見せようとしたり、力のある人に近づこうとすることで、
自分の世界や可能性を広げます。
けれども一方で、どこか冷静な頭で、
人にはいろんな段階があるし、
意識レベルの違いがあるから、
自分にもっと合う、よいよい人との関係性を築き、
精神的に進化したいという純粋な想いもあるのです。
自分が変わること、環境を変えることを決断し、
進む方向性を改めて定める。
共に進むメンバーを吟味する。
そんな時期なのかなぁと感じます。
わたしの都合でリスケとなり、年末の東京開催を検討中です。
ぜひご検討ください。もうすぐ締め切りです。