2020.10.31星の時刻表【星使いの時刻表】牡牛座満月~本当の願いや豊かさに向けて変化を起こす
10月31日 23時48分 牡牛座で満月です。
月と天王星がタイトに重なるインパクトの強い満月。
今夜天頂に満月が輝きますが、月には天王星が重なっているのをイメージするといいかもしれませんね。
また、この満月はそばに月の遠地点であるリリスがあります。
そしてハロウィンですので、なんだかちょっと騒がれていますね。
月は牡牛座にあると品位が高いとされていて、エネルギーが強めな満月ではありますが、
リリスというわたしたちのタブー意識に触れる感受点や天王星とかさなったりもしますので、
本来の牡牛座があらわす物質的な豊かさや価値というニュアンスとは違った印象の満月です。
天王星は切る、刷新するような作用がありますので、
自分の中のこだわりや執着を手放したり、
日常生活の中で変えたほうがいいと思ってきたことを思い切って変えていくきっかけになりやすいタイミングです。
自分の本当に心からありたい姿、生活様式を思い浮かべて、思い切ってそこに向って舵を切るといいでしょう。
そのために物を捨てたりするのはとてもいいタイミングです。
月は牡牛座の9度にあり、天王星と同じ度数になります。
サビアンシンボルは「立派に飾られたクリスマスツリー」
牡牛座は豊かさを象徴しますが、
クリスマスは欧米では特に大事にされているイベントです。
家をクリスマスツリーで立派に飾り、豪華な食事でお祝いする。
そして、イエスキリストの誕生を喜ぶ。
そんな実質的な豊かさ、繁栄と内面的な豊かさが同居しているような度数です。
この満月はそんな豊かな場所にありますが、
天王星が重なるので、その豊かさを手に入れるために刷新する、
手放しをする、変化を起こす、という読み方になります。
特に、天頂に近い場所にあるので、
自分が社会で描く理想に向けての手放しや刷新ということになります。
また、今年の冬至やクリスマスごろには木星と土星が20年ぶりに重なるという大イベントもあります。
そこへきて、この「クリスマスツリー」度数での満月なのかぁと、面白いです。
牡牛座に月があるととても豊かで品位が高いとされています。
この先の豊かさのために重要なのが、
手放しをし、変化を起こすこと、
自分の本当の欲望を思い出し、それに素直になること、なんだなぁと思います。
これらが年末からの風の時代へのシフトと、
その先の未来に向けてとても重要なのだなぁと。
苦痛を感じながらも続けていることはないか、
自分の本当の願い、手に入れたいものは何なのか、
今、問いかけてみるといいかもしれません。
太陽は蠍座の9度で「歯科の仕事」というシンボルです。
口という場所は冥王星っぽさがあります。
外部から新しいものを取り込む場所で、
身体の健康と直接的に結びつきます。
歯は骨ですから、山羊座的でもあります。
歯科の仕事は、そういった領域をいじるということで、
けっこう大きな治療や再調整を表します。
自分の身体と外部との接点、社会との接点である歯という組織を、
専門的な技術で治療師、解決する。
サビアンシンボルが生まれたころは歯医者というのもそんなにある仕事ではなくて、
かなりのスペシャリストだったのではないかと思います。
なかなか修復できないところを修復し、苦痛を乗り越え、治癒していく。
そんな度数です。
総合すると、
大きな苦痛を取り除く、手放しして本質的な豊かさへと舵を切る。
そんな満月になりそうです。
昨日まで、月は火星のそばにありました。
昨日、一昨日は怒りを感じるような出来事も起こりやすくなっていましたがいかがでしたでしょうか。
今までしていた我慢が出来なくなった、自分の気持ちをより大切にしたい。
そういう人が周りに増えたような印象もあります。
神話のリリスは、女性蔑視への理不尽さを嫌い、自ら楽園を出ていきました。
この満月の前後で、衝動的に、大きな決断をする人もいるかもしれません。
いつもなら超えないタブーを超えるかもしれません。
そういう影響がネガティブに作用する可能性もあるなぁと、少し心配です。
自分の気持ちに嘘をつかないことはとても大切ですが、
この決断が本当により良い未来につながるのかはよくよく考えてほしいなぁと思います。