2018.11.20星の時刻表【星使いの時刻表】水星逆行~あなたの中の叡智を思い出せ

なにか最近、思ったことをうまく言語化できないというか、
哲学的なことを考えても、それ以前の言葉にならない何かが、
言語で規定することを拒むというか、
不思議な違和感を感じます。

 

だから、アメブロでも、星読み以外は日常のささやかなことを書く以上のことがなかなかできないのですが、その理由がなんとなく分かった、水星逆行図。

 

水星は、11月17日の14時ちょっと過ぎごろに逆行を開始しました。

その際、射手座の14度(数え度数)にあって、
月は魚座に重なり、水星にスクエアという手放しの配置を投げていました。

これがなんとなく、「そんな風に規定するな。もっともっと、広い可能性を感じろ」
みたいな印象を持つ配置です。

更にはちょうどその直前に、火星も魚座入りしていて、
射手座入りしたばかりの木星とスクエアです。

 

言語外の感覚と、
哲学的な思考や言語感覚とが、
不思議な葛藤をする。

 

水星は12月7日まで逆行を続けていますが、
そんな感覚が続くかもしれませんね。

 

本当に、言葉になる前の感覚が無意識の領域にたくさん流れ込むので、
それをいかに意識に上らせることができるかが大切なようです。

※とはいえ、なかなか両立させることができないのがこの配置でもありますww
無理に気付こう、思い出そうとしなくても、勝手にそうなっている、そんな感じかもしれません。

 

 

瞑想したり、心穏やかに一人で過ごせる時間は大切かもしれません。

夢などを通してビジョンやメッセージも現れやすい時期です。

 

一般に水星逆行というと、コミュニケーションの行き違い、
忘れ物、ミス、交通トラブルなどに注意、とされています。

 

今回は射手座のしかもその本来の場所である9ハウスで起こる逆行なので、
この先の社会への理想、ひいては人生をいかにより良くするかを考えなければなりません。

木星も射手座入りし、太陽ももうすぐ射手座に移り、
来年以降のビジョンを描く時期に入っていますが、
今回は「思い出す」ということが重要なようです。

 

逆行開始時の水星のサビアンシンボルは「ピラミッドとスフィンクス」

この度数は、古代の精神体験を思い出して復刻するような、
そんな意味があります。

なんで人は生きるのか、とか、そういうことをずっと長い間探求してきた、
その人類の英知はわたしたちの身体の中にも染み込んでいる。

 

なにか大きなテーマに関わったり、気がついたり、
精神性の探求がスタートしたりするような、
大切な時かもしれません。

 

あくまでも逆行期間なので、新しく学ぶというよりも、
(もちろんそのことがそのきっかけにはなるかもしれません)
自分の中の記憶が呼び覚まされるような印象が近いです。

 

 

水星が順行に転じるのは12月7日の3時24分ごろです。

蠍座28度で、1ハウスと2ハウスの境目あたりで起こります。

サビアンシンボルは「自分の領土に近づく妖精たちの王」

妖精王が、自分の王国をより良くするために旅にでて戻ってくるような、
そんな意味のシンボルです。

このシンボルそのものも「思い出す」ような印象がありますが、
自分の中に、自分が体験してきた、作り上げたものの中にこそ、
大切なものや答えがあると気が付くような度数になります。

 

答えは外には無いよ。

思い出してね。

 

そんな強烈な宇宙の意図を感じるような動きに感じます。

 

魚座の星々が集合意識的に強く働きながら、
記憶を揺さぶる。

 

わたしたちの価値体系とはなぜ出来ているのか、
なぜ自分がこの信念を持っているのか、
普遍的なものとは何か、
世の中をなるべく相対的にとらえながら、
思考の枠に留める前の、ちょっとぐらぐらした感覚を楽しむのもよさそうです。

 

そうして新たな価値体系や信念体系を作り上げる前の揺らぎを体験し、
この先の道を歩みながら作り変えるのかもしれません。

 

わたしはいつも思うのですが、思考は「これを絶対」と信じて閉じてしまうと危険で、
閉じた相手とは「対話」が出来ません。

 

閉じてしまった人、対話ができない人ほど、
この先苦労するのかもなぁなんて感じています。

 

 

 

 

 

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